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住宅ローンはどう選ぶ? 基本のおさらい!

物件購入

住宅ローンの基礎知識、今後の動き、選び方のポイント

マイホームを購入する際、ほとんどの人が住宅ローンを利用します。 しかし、住宅ローンには色々な種類があり、「どれを選べばいいの?」「今後の予定はどうなるの?」と悩む方も多いのではないです。

今回は、住宅ローンの基本的な仕組みや種類、今後の心構え、そしてローン選びの注意点について、分かりやすく解説します。


1. 住宅ローンとは?基本をおさらい

1-1. 住宅ローンの仕組み

住宅ローンは、家を購入するために銀行などの金融機関からお金を借り、期間を定め返済していくものです。一般的には20年〜40年で返済することが多く、借りるためには金融機関の審査を受ける必要があります。

この審査では、以下の点がチェックされます。

  • 収入(安定した収入があるか)
  • 勤続年数(長く働いているほど有利)
  • 他の借入(カーローンやクレジットカードのローンなど)
  • 信用情報(過去に滞納履歴がないか)

また、住宅ローンを組む際には、事務手数料や保証料、登記費用などの諸費用がかかる点にも注意が必要です。


1-2. 住宅ローン

住宅ローンには大きく分けて固定金利型・変動金利型・固定期間選択型の3つがあります。それぞれの特徴を見ていきましょう。

◼ 固定金利型

固定受取型は、借りたときから返済が完了するまで金利が変わらないタイプの住宅ローンです。

メリット

  • 金利が固定される為、毎月の返済額が一定で、計画的に返済できる
  • 上昇の影響を受けないため、安心感がある

デメリット

  • 変動金利よりも金利が高めに設定される

代表的な商品には「フラット35」があります。


◼ 変動金利型

変動金利型は、半年ごとに金利が見直される住宅ローンです。

メリット

  • 固定金利よりも低い金利で借りられる(ことが多い)
  • 低金利の状態が続けば、総返済額を抑えられる

デメリット

  • 将来的に金利が上がるリスクがある
  • 金利が上昇すると、毎月の返済額が増える可能性がある

現在低金利が続いている為、変動金利を選ぶお客様が多いです。

◼ 固定期間選択型

固定期間選択型は、3年・5年・10年など、一定期間の金利を固定し、その後は変動金利または再び固定金利を選択するタイプの住宅ローンです。

例えば、「最初の10年間は​​固定金利、その後は変動金利」という形になります。

メリット

  • 一定期間は金利が固定されるため、上昇リスクを抑えられる
  • 固定期間終了後、状況に応じて金利タイプを選択
  • 変動金利よりは安定感があり、固定金利よりも金利が低い場合が多い

デメリット

  • 固定期間が終了すると、その後の返済額が変わる
  • 固定期間終了後の返済額が未確定
  • 固定期間終了後の金利が上がる可能性があるため、長期的な計画が必要

金融機関によっては10年以降の金利も確定している商品もあり人気があります。


2. 今後の住宅ローン金利はどうなる?

「これから住宅ローンの金利は上がるの?そのまま?」と気になる方も多いと思います。ここでは、今後の予測について解説します。

2-1. 低金利は継続しますか?

日本では長年にわたり低金利が続いています。しかし、最近は上昇の可能性も指摘されています。

  • 日銀の金融政策の変化
    • 2023年後半から日銀は金融緩和の見直しを検討しており、将来的には金利が上がる可能性がある。
    • 日本銀行は、2025年1月に政策金利を0.5%に引き上げました。これは2008年以来の高水準となっており今後も上昇傾向が続くと考えられます。
  • 影響
    • 物価上昇(インフレ)が進むと、金利が上がる可能性がある。

特に変動金利型の住宅ローンを検討されている方は、上昇による返済額の増加リスクを十分に考慮する必要があります。


3. 住宅ローンを選ぶ際の注意点

住宅ローンを選ぶ次に、次のポイントをチェックしましょう。

3-1. 無理のない借入額を決める

住宅ローンの審査では「借りられる金額」が提案されますが、大切なものは「無理なく返せる金額」です。

  • 理想の返済額の目安
    • 収益の25%以内が無理なく返済できるライン
    • 例)年間500万円なら、年間返済額は125万円(月10.4万円)以内が理想

3-2. 繰り上げ返済を活用する

繰り上げ返済を活用すると、利息の支払いを少なくするメリットがあります。

  • 「期間短縮型」 → 毎月の支払いは変えずに、返済期間を短くする
  • 「返済額軽減型」 → 返済期間は変えずに、毎月の返済額を減らす

どちらの方法が良いかは、ライフプランに合わせて決めましょう。


3-3. 住宅ローン控除を活用する

住宅ローンを利用すると、住宅ローン控除(住宅ローン減税)が受けられる場合があります。これは、住宅ローンの残高に応じて所得税・住民税が軽減される制度です。

毎年内容が見直されるため、最新の制度を確認していきましょう。


まとめ

住宅ローンは、大きな借り入れです。考え方の種類や返済方法をしっかりと、自分に合ったローンを選ぶことが大切です。

特に、金利が変動する可能性があるため、将来の検討事項にも注意しながら、無理のない返済計画を立てましょう。

住宅ローンについて不安がある方は、専門家に相談するのもおすすめです。大屋不動産では物件選びだけでなくお客様の住宅ローン選びのお手伝いもさせて頂いております。物件を探すだけでなく住宅ローンに関する相談も随時受付しておりますので、是非ご活用ください。

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